黄色い羽根を付ける3つの理由

昨夜のニュースで、安倍首相や議員の方々が黄色い羽根をつけていました。
何故かわからなかったので、調べてみたら、黄色い羽根をシンボルとする運動は、少なくとも3つあることがわかりました。

社会を明るくする運動

罪を犯した人も、裁判を終え、処分を受ければ、いずれ社会に戻ってきます。 更生保護は、罪を償い、再出発しようとする人たちの立ち直りを導き、助け、再び犯罪や非行に陥るのを防ぐ仕組みです。

出典:更生保護ネットワーク

安倍首相がつけていた黄色い羽根の理由はこれでした。法務省の主唱で行われている「社会を明るくする運動」の強化月間が7月1日~31日まで行われており、そのシンボルとして黄色い羽根が使われています。

この運動自体の歴史は古く、法務省のサイトによれば、昭和24年から行われていたとのこと。
この運動のシンボルマークであるヒマワリと、映画「幸福の黄色いハンカチ」にヒントを得て「幸福の黄色い羽根」が使われたのは、第58回(平成20年)からだそうです。

更生保護については、こちらのサイトがわかりやすい感じでした。

岩手県の交通安全運動

毎年、年に2回実施されている全国交通安全運動時に「黄色い羽根」を配布しています。この「黄色い羽根」運動は、岩手県で起こった大事故がきっかけで始まりました。

その事故があったのは、昭和30年5月のことです。北上市内の国道4号線飯豊橋で、修学旅行から帰る途中の小学生などを乗せたバスが、荷台にわらを積んだ自転車とすれ違う際に運転を誤り、木製の欄干を突き破って川に転落、12人の死者と30人の重軽傷者を出すという大事故でした。

出典:岩手県

その年の「秋の全国交通安全運動」から、交通安全のシンボルとして、黄色い羽根が配布されたとのこと。現在岩手県内では、春・秋の全国交通安全運動で年間5万本を配布しているそうです。

このページでは「黄色い羽根発祥の地は岩手県です」と書いてありました。

腎移植推進運動

腎移植推進には全国に先駆け、「黄色い羽根募金運動」を実行し、(財)石川県臓器移植推進財団への基本金拡大に貢献し、広く県民に臓器移植に対する理解を深めて頂く運動を積極的に行っています。この運動については、平成6年に金沢市で開催された第9回腎移植推進国民大会において石川県腎友会が、また、平成7年大宮市で開催された第10回腎移植推進大会で石川県腎友会黒田外武夫会長が厚生大臣より感謝状を授与されています。

出典:石川県腎友会

腎臓バンクの基金拡大のために、石川県から始まった「黄色い羽根募金運動」は、NPO法人「日本黄色い羽根協会」の主導で、現在では、静岡県や群馬県、熊本県などでも行われているようです。

「日本黄色い羽根協会」のサイトを探したのですが、残念ながら見つかりませんでした。

おわりに

どれも社会的に意義のある運動なのですが、同じシンボルの運動が3つもあるというのは、ちょっと不思議な感じがしました。岩手県についてはわかりませんが、腎移植推進運動については、「厚生大臣より感謝状を授与」という記載があるので、国は少なくとも、もうひとつ黄色い羽根運動があったことはわかっていたはずですよね。

今のように簡単に情報が行き渡らなかった時代のお話なので、やむなしということでしょうか。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントを残す